住宅・不動産

市場環境とM&Aの動向

新設住宅着工戸数は、毎年3%前後で減少傾向が続く見通しです。一方、住宅リフォームやリノベーションは、ストック住宅が増加し築年数が25年から30年を越える築古物件が増加するため、多少の増減はあるものの比較的安定した市場といえるでしょう。このような市場環境の中で、ハウスメーカー、ビルダー、住宅リフォーム会社のM&Aはさらに増加すると想定されます。もともと住宅業界は小商圏型のビジネスモデルで寡占化しにくく、中小零細企業が乱立している状況で、資金力がある事業者が、資金力がない中小零細企業の市場占有率を奪いやすい業界構造といえます。

M&Aのメリット(買い手

・これまで進出しにくかったエリアを獲得できる
・職人・技術者を確保できる
・複数ブランド(自社+買収企業のサービスブランド)展開が可能になり顧客ターゲットの層が広がる

M&Aのメリット(売り手

・事業をそのまま継続するため、自社の有能な職人・技術者の活躍の場を維持できる
・買い手とのノウハウ共有により更に事業基盤を強固にできる
・高齢の経営者にとっては事業を継続するよりもハッピーリタイアが期待できる

  • 濱野雄介

    濱野雄介(はまの ゆうすけ)

    株式会社船井総合研究所
    チーフ経営コンサルタント

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