~デューデリから未来へ向けて~「成功の3法則①」Vol.181

船井総研には、船井幸雄が経験則からつくった成功する人の3条件が根付いている。
それが、「勉強好き、素直。プラス発想」である。

 

これは、以下の経緯からできた。

 

船井幸雄がコンサルタントとして、最前線で活躍していた若いころ、
同じアドバイスをしても成功する社長とそうでない社長がいることに悩んだ。
そこで、成功する社長の特性を分析していくと、この3つに集約。
その後、このルール化に基づき、付き合う社長を決めたという。

 

もし、相談に来た社長が、3条件に当てはまらなければ、依頼を断る。
どうしてもというのであれば、3条件を守ることを
誓約書に書いてもらったというほど、徹底していたという。

 

今回は、そのうちの「勉強好き」について触れておく。

 

船井総研の根幹に時流適応という言葉がある。
これは、業界や消費者、また世の中がどのような方向に動いているのかを察知し、
それに事業を合わせていくというもの。

 

これを実施するには、徹底して勉強しなければならない。
一般的に勉強という言葉は、“机の前に座って”というイメージがあるかもしれない。
しかし、勉強には、大きく3つの手法があると吉田松陰は述べている。

 

一つ目が「人に会って教えを乞うこと」。これがもっとも効果が高い。
そのために、船井総研は、“師と友づくり”を非常に大切にしている。
常に教えを乞える師をつくること。そして、切磋琢磨しながら情報交換できる友をもつこと。
これが、成功の条件である。

 

二つ目が「旅に出ること」。今でいえば、新しいもの、流行っている事象や店があれば、
すぐに見に行く、体験するということ。
江戸時代は、簡単に旅に出ることができなかった時代。
しかし、実体験の重要性を吉田松陰は、非常に重視していたため、
黒船に密航して、渡米しようとしたなどの行動に出るほどであった。

 

船井総研でも、この実際に自分の目で確かめるということを社員教育でも重視している。
流行っている事象、店、などは常にチェックし、暇があれば見に行く、体験することを叩き込まれる。
また、一つの業種やテーマをコンサルティングとして立ち上げたければ、
“100件行脚”といって、少なくとも、その業種の企業(店)、
100社に実際訪問し、自分でルール化することが求められる。
100もまわれば、自ずとその業界のことや、良い会社(店)とそうでないものが、理解できるようになる。
その上で、良い企業、伸びている企業を深く分析するというものである。

 

最後が「本を読むこと」。この三つ目のみが、唯一、時間と空間の制約を受けず、自らコントロールできるものである。
そのため、最も効率的といえよう。

 

船井総研では、社員に月30冊、本を読むことが奨励されている。
実際に船井幸雄の運転手をしていたのが、現在の船井総研HDトップである高嶋。
高嶋より、当時のことを伺うと、飛行場で本を数冊購入。
飛行場から自宅にいく車の中で1冊を読み終っていたという。
移動中に大体2~3冊。
朝4時に起床して、1~2冊、本を読んでいたという。

 

これだけは、いつでも、どこでも、自分の思いさえあれば実現できる最も効率的な勉強方法であるといえる。

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