~デューデリから未来へ向けて~「人の成長において重要なこと」Vol.175

日本は4月が大きな区切り目となる。
新入社員、新入学、などなど、組織の雰囲気が一新される時期。
さて、船井総研グループでも、約130名の新卒が入社した。
この時期になると、誰もが“自分の時は”などと思いだすのではないだろうか。

 

私も1991年、バブルの絶頂期に入社したが、その時に当時の会長であり創業者であった船井幸雄氏より、
お話いただいた言葉は、今でも私の支えの一つとなっている。
それが「自助」という言葉。
私が、当時の船井会長に
「新卒において、何か一つで良いので、アドバイス頂けないでしょうか?」
という質問をさせていただいた。
それに対するお答えが以下。

 

「菅原君、“自助”という言葉をしっているかね?」
→「詳しくは知りません。」
「それでは、“他責”という言葉は知っているかね?」
→「それも知りません。すいません。」
「まず、世の中で不幸な人生を送っている人の大半は“他責”で生きていると思って間違いない。
他責とは、自分にとって都合の悪い事項は、全て“他人の責任にする”というもの。
親が悪い、先生が悪い、友達が悪い。そして会社に入っては、会社が悪い、上司が悪い、先輩が悪い。
こんな人は、全ての都合悪い事項から逃げているだけ。
せっかく天から成長のチャンスをもらっているのに、そこから背を向けているだけだよ。
こんな人間にはなってはいけないよ、菅原君」
→「はい。」
「これに対して、過去私が出会った素晴らしい社長達は、全て“自助”的な生き方をしておられた。
何か都合が悪いことが起こっても、それは全て自分の責任であり、その上でそれにどう対処していくか、
どう乗り越えていくかを前向きに考える人。世の中はすべて必要必然でできており、
その人にとって必要な事象が目の前に現れているに過ぎない。
そこに前向きに取り組む人だけが、次のステージにいけ、さらに高見へと成長していける。分かるかね。」
→「はい。なんとなく」
「もっというとね、おそらく自分の両親も、きっと自分が選んで、その人の元に生まれてきたといえる。
世の中はね、全て自分で選択している。この会社に入ったのも、君の意思だよね。
だから、良いことも悪いことも含めて、全て、自分が選んで、自分にとって必要なことと思い、逃げないで全力であたること。
分かるかね。このことだけを心が得ておくと、君の人生は、きっと素晴らしいものになるよ。」
→「船井会長、ありがとうございます!」

 

これは、今でも私の生き方の大きな柱の一つとなっている。
新入社員にとって、上司、先輩からの言葉は、非常に大切。
だから、良い思い、良い言葉をかけてあげてほしい。

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