~デューデリから未来へ向けて~「高収益化のポイント」Vol.123

いかに生産性を上げるか、高収益を上げるかというのが、現在の日本における大きな課題であり、国家ぐるみのミッションともなりつつある。

 

現在、船井総研では、この高収益企業を研究している。まず、高収益の規定であるが、船井総研では従業員100名以上で、かつ業界平均営業利益の2倍以上という設定。現在は、公開企業も含めた約7000社のデータで分析している。

 

さて、高収益を出している企業には、必ず何らかの成功法則がある。これらの研究を通しながら、それを体系化していっている。まず、高収益の源泉は、やはり値付けにあり、粗利コントロールをどのようにするかというのが、帰結点となる。そこでは、大きく2つのパターンに分けることができる。

 

【1】高く買わざるを得ない(もしくは高くとも納得して買う)状況・商品をつくりだす

【2】安く売っても(競合と同じ商品を売っても)収益が出る商品をつくりだす

 

この【1】の場合は、大きく2つの方法があり、

a)付加価値提供力

b)独占力

 

となる。a)はお客様が納得して高く買う、もしくはそれに類するベネフィットを提供するということになる。b)は字のごとく独占してしまえば、そこでしか買えないという状況となるため、高粗利を獲得できるようになる。まずは、このような状況を作り出すことにポイントがある。さらに【2】は、c)コスト競争力を持つことであり、ビジネスモデル上で流通や製造、経営におけるプロセス改革をする力をもっているかどうかがポイントとなる。

 

これらのa)~c)の経営としての力、ビジネスモデルは、基本的なビジネスモデルの根幹となる部分であり、この根幹がどのような方針と仕組により構築されているかが重要となってくる。上記は、簡単に記載しているが、機会あれば、これらの詳細にも触れていきたい。

 

全ての経営は、現状を的確に認識(デューデリジェンス)し、未来に向けた“今の変革”からはじまる。

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