~デューデリから未来へ向けて~「景気が良いときほど、売上・利益の構成に目を向ける」Vol.67

現在の日本の景気は、業界にもよるが、回復・好調感がでている。
しかし、景気が良くなることで、その方向性を誤る企業が多く出てくることも理解しなければならない。

 

そこで、自社の現状における以下を見直してほしい。
【1】今の売上額はどのようなもので構成させているのか
【2】売上の質は、狙ったもので構成されているのか

 

先ほど言ったように、景気が良いときは、努力しなくても目標の売上が達成してしまう。

そこで、せっかく変革しようとしている行動が、もともとの行動に戻ってしまう。

それでも目標が達成するから、自分達の行動を変えなくても大丈夫であるという勘違が起こる。

そして、次の不景気がきたときに、体質が変わっていないので、一気に悪くなり、取り返しがつなかくなる。

 

景気は、3~5年で循環する。いい時ばかりが続くことはない。しかし、のど元過ぎればというのが人間。

景気のいい時がずっと続くことはないとは、頭では分かっているものの、忘れてしまう。大丈夫だと思ってしまう。

だいたい企業は、2回目の不景気時に倒産することが多い。1回目は、まだなんとか持ちこたえられる場合が多い。

しかし、猶予は3~5年しかない。その間に、狙っている企業体質に変えられないところは、次の不景気循環の時に、

耐えられずに倒産ということになる。

 

景気がいいときほど、上記の【1】と【2】を見直してほしい。
そして、その売上や利益が、狙ったとおりになっているのであれば、問題ない。しかし、狙った形と違う構成になっているのであれば、

危機感を大きく感じ、もう一度、幹部を集めて、行動変革に向かわなければならない。

 

全ての経営は、現状を的確に認識(デューデリジェンス)し、未来に向けた“今の変革”からはじまる。

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