~デューデリから未来へ向けて~「創業原点を知る」Vol.54

船井総合研究所では、「その会社を知るにために、創業原点を知りなさい」ということをよく言われている。

 

創業原点を知るために、いくつかポイントを上げてみよう。

・創業者の人となり、考え方を知る

・なぜこの会社がはじまったのか、どのような思いでつくられたか

・成長のきっかけとなるエピソードやターニングポイント

 

さて、先日も、当社の社員研修があった。今回は、昨年になくなった船井幸雄最高顧問のお墓参りが研修に組み込まれた。時間をずらしながら、社員が全員、墓前に頭を垂れ、それぞれの思いを短い時間ではあったが、あの世にいる船井幸雄最高顧問に語ったことと思う。

 

そして、その後、ホテルでの2日間、缶詰め研修。また、そのホテルは古いものの、当社との関係が深い先でもある。

 

当社に経営戦略セミナーというものがあり、毎年2日間のセミナーで、当社の重要顧客様延べ2000人の経営層の方々が集まる当社最大のイベントに成長している。この経営戦略セミナーは、船井幸雄が創業した当時から、毎年2回、関東は熱海で、関西は宝塚で実施していた。

 

この熱海での経営戦略セミナーを通称、熱海セミナーと呼んでいた。その当時、船井幸雄の重要顧客数百名を一同に集め、2日間、船井幸雄ただ一人が講師として話しつづけるため、別名「ワンマンセミナー」。しかし、まるまる2日間、当時の流通業界トップの経営者様を前に、ひたすら一人で話し続けるというのは、まさに超人的。これをできる人は、現在、当社には当然ながら存在しない。

 

そして、船井幸雄が最盛期の頃の熱海セミナーがずっと開催されていたのこが、今回の当社社員研修場所。しかし、すでに20年も前のことであり、このことを知っている社員は、当社の中でもかなり少数派になっている。

 

そのため、まず、社員には、このような経緯や当時のことなどを話ながら、会議を実施していくことになる。このようなことを繰り返しながら、創業原点を忘れることなく、社員に考えを定着させていくということは、会社にとって非常に重要であろう。

 

全ての経営は、現状を的確に認識(デューデリジェンス)し、未来に向けた“今の変革”からはじまる。

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