MBO・EBOによる事業承継

先日、弊社主催の「美容ディーラー向けM&Aセミナー」を開催し、

ゲスト講師として「株式会社ダイアナ 徳田社長」様をお招きしました。

その中のテーマの1つで「MBO」に関して、お話頂きました。

徳田社長は所謂、「雇われ社長」から、自らがその会社の株式を買い取って、

「オーナー社長」になった稀な方です。

 

MBO(またはEBO)とは、オーナー社長の親族に後継者がなく、経営陣や従業員組織が、オーナーから株式を取得するもので英語で言うと、

MBO(Management Buy-Out)、EBO(Employee Buy-Out)です。

 

MBOによるメリットは、

①親族の後継者難から起こりうる会社の清算という事態を回避できること
②元々会社の役員が大株主になることから、これまでの経営方針が継続されること
③先の①と②によって、従業員の雇用方針が継続されること

です。

 

まったく関係のない他人に会社を譲り渡すよりは、創業以来苦労を共にしてくれた現在の経営陣や、従業員の組織に株式を譲渡するほうがよいという考えがベースにあります。ただ、サラリーマンの役員や社員は資金準備が難しいため、後継者の能力や事業の将来性などを担保にして、金融機関の融資や投資会社の出資等を受ける必要があります。

 

MBOの典型的なパターンとしては以下になります。
①後継者とファンドなどが出資して受け皿会社を設立する
②金融機関が受け皿会社に融資する
③受け皿会社が経営者から株式を買い取る
④子会社化、または「吸収合併」する

 

金融機関などでも、こうした手法での事業継続に融資制度を設けるところが増えてきています。

 

株式会社船井総合研究所

M&Aコンサルティング事業室

宇都宮 勉(うつのみや つとむ)

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