キリンビバ・ダイドー提携発表

M&A

キリンビバレッジとダイドードリンコは15日、飲料自動販売機で互いに商品供給する業務提携すると発表した。さらに原材料や缶など資材の仕入れ、自販機の保守管理での協力も検討していく。他の飲料大手の自販機やコンビニエンスストアなどとの販売競争が激しくなる中、広範囲で協力して収益性を高めたい考えだ。4月から互いの商品の相互供給をはじめ、販売状況をみて商品数を増やすことも検討する。同日、ダイドーの高松富也社長は大阪市内で開いた経営方針説明会で、運営コストを削減するためにキリンビバと資材や原材料の共同調達などを検討すると述べた。また、資本提携については「全く検討していない」と否定した。自販機運営について、キリンビバ以外とも協業する交渉を進めていることを理由に挙げた。コンビニエンスストア各社が入れ立てコーヒーの販売を伸ばすなど「(自販機業界を取り巻く)経営環境は厳しい」とし、ダイドーは自販機の使用年数を現在の10年弱から15年に伸ばすなどして、5年後には年50億円のコスト削減につなげる。ダイドーは2017年1月をめどに持ち株会社に移行することも発表した。傘下に国内外の飲料2社、加工食品のたらみ、飲料受託製造の大同薬品工業が入り、企業のM&A(合併・買収)を加速する方針だ。

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